飢饉のとき
しかし、現実には、この飢饉のときには、商人の自由な貿易が制限されていたので、関西では食料が捨てられ続け、東北では餓死者が出続けたということである。 さて、商人の話が、なぜ弁護士に関係するのか。 弁護士の場合、商人よりも、ある意味では楽なところがある。それは、「なにが正しいのか」という標準価格が、あらかじめ、あたえられているからである。 法律という形で。 ただ、個々の具体的なケースでは、法律に照らし合わせて、正しいのか間違っているかを確認する必要はある。 そうして、法律的に正しくない場合には、それに介入して、場合によっては裁判をして、法律的にただしい状態に戻すのである。 法律的に正しい場合には、なにもしなくてよいであろう。 弁護士は、法律的にみて、不公正が存在する場合に、それを法律的に正しい状態に戻すことにより、依頼者に利益をあたえるのである。- 次のページへ:インターネット社会
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